美味しい出汁料理をつくる前に、大事な下ごしらえ!玄人はだしの基本出汁の取り方です。
基本中の基本なので、身体と舌で覚えてしまいましょうね! ^ ^
美味しい出汁を取るコツは火加減を微妙に調節することです。強すぎず、弱すぎず、何度かやっている内に慣れてきます!
あらゆる料理の元になる、玄人はだしの基本だしの取り方です。こちらに水や調味液を加えて濃度を調整していきます。
ちなみに出汁を取る事を料理の専門用語で「出汁を引く」ともいいます。覚えておくと役に立つかもしれませんね!
【 材料 】口の広めの鍋、水800cc
鍋はできるだけ広めの直径20cm以上の鍋をご用意ください。
【 作り方 】小袋から出してお鍋にポンと入れるだけのカンタン出汁取りです!
口の広めの鍋に800mlの水を入れて沸騰させ、中身が偏らないよう広げた出汁パックを投入します。(写真1)
中火で6~7分間、煮出しを行います。鍋のフチの部分のお湯がグツグツするくらいの火加減がべスト。(写真3)
* 沸騰し過ぎると雑味が出て、弱いと旨みが出ないのでご注意ください。
* およそ650mlくらいの出汁が取れます。
煮出しができたら出汁パックを取り出します。(写真4) 透き通った黄金色(写真5)をしていればOKです。
出汁はそのまま料理に使う分を取り分け、残った分は製氷皿に入れて冷凍保存できます。
●美味しい出汁を取るコツ
だしパック内の鰹節が一か所に固まらないように、よく広げた状態で鍋に入れます。また、一番だしを取ったあとのパックは再度鍋にお湯を沸かし、30分ほど弱火で煮込むと二番出汁が取れます。煮込み料理などにお使いください。その際に鰹節パックで結構ですから一緒に入れて追い鰹をしましょう。旨みも風味もグンと良くなります。
●出汁の使い方
煮込み料理に使う場合は、基本の出汁を2~4倍程度に薄めてお使いください。薄め具合は料理や食べる人の好みで変ります。お味噌汁ならば3~4倍、その他の煮込み料理は2倍希釈が目安です。
どのくらい薄めるのが好みか、色々試してみてくださいね♪
●基本出汁を作ったら、さっそくお料理!
出汁レシピのページでは、この基本出汁を使った美味しい出汁レシピをご紹介しています。 玄人はだしで毎日のお惣菜がご馳走に!特別な日のお料理がグッと華やかになりますよ! ちょっと多めに作ってしまった方は出汁キューブにしておく事をおすすめします!詳しくは>>出汁キューブのページへ♪
★基本だしの保存期間★
常温保存で 夏期:半日 冬期 :2日
冷蔵保存で 夏期:2日 冬期:3日
キッチンや冷蔵庫の状況にもよりますが、香りと味は時間が経つにつれ質が落ちてしまいます。この期間内になるべく早くお召し上がりください